香川真司がニュースを賑わしている。
「香川真司完全復活か?!」
ブラジルワールドカップで
グループリーグ敗退を喫して以来、
香川は調子を落としていた。
やはり、
世界の舞台で活躍できると確信して臨んだ大会で、
十分な活躍ができなかったことが
モチベーションを大きく落としてしまったのではないか。
また、マンチェスターユナイテッドで
サー・アレックス・ファーガソンが勇退し、
次のデイヴィッド・モイーズ監督の構想からははずれてしまい、
ベンチを温めることが増えたことも影響しただろう。
[写真]=wikipedia
せっかくユルゲン・クロップ監督が待つドルトムントにもどったが、
マリオ・ゲッツェを擁した頃とは違い、上手くフィット出来なかった。
今季の香川は
ベンチから試合を眺めることも多く
トゥヘル監督ののスタイルに合っていないと思われてきた。
しかし、
3月の後半あたりから徐々に調子を上げ、日本代表でも好パフォーマンスを披露。
そしてついに先日のタイ戦では待望のゴールをマーク。
ドイツでもシャルケ戦では1アシスト、
4日に行われたハンブルガーSV(HSV)戦で
1ゴール1アシストをマーク。
いよいよ
ドイツメディアからは高い評価を下され、
一躍ドルトムント攻撃陣の中心に躍り出た。
そもそも香川はドルトムント、日本代表、
マンチェスター・ユナイテッドでもそうだったように、
チームスタイルの影響を受けやすい選手だ。
何がきっかけになったのかは分からないが、
プレーする顔つきがまったく変わったのが
よくわかる。
とにかくリズミカルだし、身体のキレがよくなっている。
心の持ちようでこれほど変わるものかとも思う。