元コートジボワール代表のディディエ・ドログバが、
アメリカの3部リーグに所属するフェニックス・ライジング
と契約した。
ドログバはイングランドのチェルシーで
チャンピオンズリーグや4度のプレミアリーグ優勝、
2度の得点王を経験したスーパースターだ。
これまでマルセイユやチェルシー、ガラタサライなどでプレイした。
そんな彼がなぜ、アメリカの3部リーグなんかに?
ドログバは昨季までアメリカMLSのモントリオール・インパクトに所属。
在籍中はリーグ戦33試合に出場し、21ゴールを挙げる大活躍だった。
今年は契約切れで退団し、
アメリカ3部リーグで現役を続行することになったわけだ。
もう選手としては商品価値がないかというととんでもない。
いっときはブラジル1部のコリンチャンスなどのクラブへの移籍が噂されたが、
週給12万ドル(約1300万円)のオファーを断っていた。
[写真]=wikipedia
ドログバは将来、フェニックス・ライジングでクラブ幹部に就任する予定。
さらにはクラブの共同オーナーを目指すことになるらしい。
ドログバは39歳。 中村俊輔の1歳年上だ。
本田圭佑がACミランをやりながらオーストリア3部のSV ホルンの
実質オーナーになったが、これは別チーム。
ドログバが現役選手と共同オーナーを兼任することになれば
自分の所有するチームで現役プレーをする初のケースとなる。
ドログバは、コートジボワール・アビジャン出身のサッカー選手。
身長 189cm 体重 91kg。
野性的な風貌に似合わず、裕福な家庭で育ったインテリ。
幼いころにフランスにわたったため、フランス代表になるチャンスもあったが、
生まれ故郷のコートジボワール代表を選んだ。
ポジションはフォワード。愛称はティト(Tito)。
ドログバのプレーは動画を見てもらえばその凄さがわかる。
手足の長い長身にもかかわらず、しなやかで素早く、強靭な肉体。
キックは信じられないほど正確で、しかもものすごく曲がる。
全盛期の彼は、まさにスーパープレイヤーだ。