ここまで長かったと思うのはボクだけだろうか?
FC東京で絶好調の中、シーズン中にスペイン移籍を果たした久保建英。
当然
スペイン移籍後初ゴールや日本代表初ゴールはすぐにでも飛び出すものと思っていたんだが、なかなかこの瞬間は訪れなかった。
アシストは記録するものの、やっぱり世界はゴールをずっと待っていた。
久保建英のスペイン初ゴールが生まれたのは11月10日、
ホームのビジャレアル戦で2―1の後半8分。
パスを受けた瞬間に左に切り返し、豪快な左足ミドルでゴールネットを揺らした。
18歳5カ月6日でのゴールは欧州4大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)における日本人最年少記録。
地元各紙は電子版で大きく取り上げ、
「久保のゴラッソだ!FIFA(テレビゲーム)の試合ではない」 (マルカ紙)
「なんというミサイルだ!」 (アス紙)
「とんでもない豪快なシュート」 (ムンド・デポルティボ紙)
とそれぞれスーパーゴールを絶賛した。
FC東京で同僚だった林GKによると、久保建英のシュートは
「振りが速く、インパクトが強い。ステップを踏みにくいし、止めづらい」
「ファーにスピードが落ちないまま曲がるボールを蹴れるから、早めに動かないといけない。でも、少しでも動いてニアが空くと、ファーに蹴る体勢から近場を打ち抜かれる」
らしい。
この日は、ほかにも久保建英は全ゴールに絡む大活躍。
チームにもなじんで、いよいよ本領発揮の時期が来たかもしれない。