イタリア・ボローニャに移籍した日本代表DF冨安健洋がデビュー戦で右SBとして出場し、初勝利に貢献した。
ボローニャは現地時間18日に行われたコッパ・イタリア3回戦の試合でセリエB(2部)のピサと対戦し、3-0の勝利で4回戦進出を果たした。冨安は右サイドバックとして先発フル出場し、イタリアで初の公式戦を勝利で終えた。
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コッパ・イタリア(Coppa Italia)は、セリエAだけじゃなく下部リーグのセリエBやレガ・プロ、セリエDなどイタリア中のサッカークラブによって争われるカップ戦なんだな。
日本でいう天皇杯みたいなもの。
大会スポンサーがTIMなので、公式名称はTIMカップっていう。
第一回大会は1922年。
一時的な中断(1923年~1935年、1944年~1957年)を経て、毎シーズン開催されている。
予選はリーグ戦の開幕前、1回戦以降はリーグ期間中の水曜日に行われる。
参加チームは変更もあるけど、セリエA20チーム、セリエB22チーム、レガ・プロからの27チーム、セリエDからの9チームの計78チームが参加する。
優勝チームには翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグの出場権が与えられ、ユニフォームにコッカルダと呼ばれるイタリア国旗色の紋章をつけることができる。
コッカルダ
昨シーズンはラツィオが優勝し、最多優勝はユヴェントスの13回だ。
以下、冨安のコメント。
最初からプレーして試合に勝てたので、嬉しく思っています」と冨安はコメント。「もちろんまだまだ良くすることはできます。チームメートとももっとしっかりコミュニケーションを取れるように言葉も勉強しなければなりません。
序盤は特にやりやすく感じられました。チームで高い位置からプレスをかけて、攻撃参加できるスペースもありました。(リッカルド・)オルソリーニや(ロベルト・)ソリアーノとすごく良い連携を取ることができました
このゲームは森保日本代表監督も視察に訪れていたそうだ。
冨安 健洋(とみやす たけひろ)は、福岡県福岡市出身。
1998年11月5日生まれの20歳。
身長189cm
体重84kg
吉田麻也以来、久々に出てきた期待の大型DFだ。
20歳にして日本代表にも定着するほどクレバーで上手く、身体もごつい。
小学生の頃に所属した三筑キッカーズの総監督が
「ドリブルさせたら、恐らく福岡県で彼に追いつける足を持っている子はいなかった。恐ろしいくらい速かった」
と語るほど足が速い。
そして、練習のない時は近所の公園で練習を重ね、練習量が半端じゃなかったらしい。
また、練習にはいつも一番早く来て準備を手伝い、帰っていくのも片付けを見届けてから、いつも最後だったという。
ただの天才じゃない、努力のできる天才なんだな。
これからの益々の成長を期待したい。
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