ワールドカップ最終予選での活躍を見るとおり
原口元気は現在とてもコンディションがいい。
無尽蔵ともいえる走り続ける体力。
当たり負けしない体格。
ボール奪取の能力。
ドリブル突破力。
シュート力。
まさに今上り調子の選手の代表格と言えるだろう。
来年のワールドカップ本戦では
ぜひとも必要な選手だと言える。
そんな原口を評価するのがヘルタベルリンだ。
ドイツブンデスリーガ・ヘルタベルリンで活躍する
原口元気はヘルタとの契約を2018年まで残しており、
クラブ側は2021年までの契約延長を打診している。
ところが、
原口本人はプレミアリーグへの移籍を
希望していることから交渉は難航しているらしい。
現在18年までの契約を結んでいる原口に、
ヘルタは21年までの契約延長を
昨秋ごろからオファー。
だが、原口はイングランド行きを希望しており、
ヘルタのオファーに対し、まだサインしていない。
このため、ここ2試合では
原口はスタメンで出場していない。
来季いるかいないかわからない選手を
スタメンから外すのはよくあることだ。
[写真]=Sports navi
また、ヘルタは原口に、
移籍か契約延長かを決断するために
10日の猶予を与えたという。
原口は10日以内に
契約延長オファーを受け入れるかどうかを
決断しなければならない。
もしサインしなかった場合は
契約延長オファーが取り下げられるという。
今は2018年のロシア・ワールドカップを控えている
一番大事な時期だ。
この時期に移籍してレギュラーをつかめず、
結局パフォーマンスを落としてしまった選手は
たくさんいる。
レギュラー選手としてプレーできる環境があれば、
日本代表のハリルホジッチ監督によって
18年ワールドカップメンバーには確実に入るだろう。
だが、今後ヘルタで、あるいは移籍先で
ベンチ生活となる場合は、
ワールドカップメンバー入りも怪しくなってしまう。
契約を延長し、プレーに集中するのか、
移籍先でゼロからスタートを切るのか、
決断を迫られている。
原口にとっては重要な決断となる。
my family☀️☀️ pic.twitter.com/cyxenJ20xd
— Genki Haraguchi/原口元気 (@Haragen24) 2017年4月3日