トッティがついに引退するとのニュースが入った。
トッティとはトッティキャンディファクトリーでも
おそ松さんのトッティでもない。(笑)
元イタリア代表(アズーリ)で
イタリア・ASローマ所属のフランチェスコ・トッティが
ついに引退だ。
トッティはASローマのキャプテンでありながら、
最多得点記録保持者であり、
最多出場記録保持者でもある。
[写真]=soccorking
リーグ(セリエA)でも歴代得点2位、出場数3位。
日本でいえばキングカズ(三浦知良)みたいな
存在だが、トッティはサッカー王国イタリア代表で
2006年ワールドカップでは優勝を経験している。
トップチームデビューは16歳だから、
久保建英と同じぐらい若い。
翌年にはリーグ初ゴールを決め、
早くもレギュラーの座を獲得、
イケメンでもあったので「王子さま」と呼ばれた。
[写真]=soccerdigestweb
全盛期の中田英寿とも
チームメイトだったことがある。
2002年日韓ワールドカップでは
今でも語り継がれるほどの絶頂期のメンバーが揃っていながら
あの有名な
イタリア対韓国戦でジャッジに泣かされて
苦渋の結果に終わったが、
2006年ドイツ大会では優勝を経験した。
あのころのイタリアサッカーは
トッティはもちろん、ロベルト・バッジョやアレッサンドロ・デルピエロなど
いわゆる「ファンタジスタ」が活躍できる時代だった。
「ファンタジスタ」っていうのはイタリア語で
すごいFWを賛辞する言葉だ。
通常は「規格外(並外れて優秀な)」という意味の
フオリクラッセ(Fuoriclasse)という言葉を使うが、
特にシュートやパス、ドリブル等において、
閃きや創造性のあるプレーで観客を魅了する
スーパースター級の選手に対しては
「ファンタジスタ」って呼ぶ伝統があるんだな。
そのぐらい創造性とアイデアに恵まれた
スーパーな選手だったんだ。
また1人、伝説のスーパープレイヤーが
ユニフォームを脱いだな。
奥様のイラリー・ブラージ
[写真]=wikipedia