見事な勝利だった。
U-20日本代表は南アフリカに早々に先制された。
シュートは放っておけばゴールを逸れた軌道だったが
やっぱりあそこはDF冨安の足が出てしまうのは仕方がない。
運悪く当たってしまったが故の失点。
あー、やっちゃったなーという
残念な形での失点だ。
何せワールドカップ初戦というのはどのチームでも固くなる。
でありながら初戦を落としてしまうと
グループステージを勝ち上がることがかなり難しくなるのは
いつものことだ。
3位でも成績次第では決勝トーナメントには上がれるというものの、
ここで負けてしまうとあとはイタリアやウルグアイが相手となれば
ここで勝っておかないとかなりまずい。
押し込む時間がたっぷりあるのに
エース小川のシュートが2度もゴールに嫌われてしまったのは
嫌な流れだ。
そんないやーな気持ちで観戦していたが、
このチームはやってくれた。
3度目の正直というか、
後半開始3分の岩崎の左サイドからのパスに
小川が足を合わせたシュートは勢いこそなかったものの
キーパーが押さえた時にはゴールラインを割っていた。
ここで15歳久保建英投入。
これが大当たりで、堂安との見事なコンビネーションと
久保のノールックパスに堂安がピンポイントで会わせる
逆転のゴール。
見事な勝利だった。
同組のイタリア対ウルグアイは
0-1でウルグアイの勝利。
24日のウルグアイ戦はお互い1勝同士の対決となる。
イタリアもおそらく南アフリカに勝ってくるだろうから
ウルグアイに負ければ大混戦にもなるし、
もし勝つような事があれば
日本の大躍進にもつながる大一番になるだろう。