自分の長所を出すよりも青森山田の勝利。強い犠牲心と声で支えた10番MF芝田玲「全てが報われて…」

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田高 3-1 近江高 国立]「率直に、優勝できて嬉しいです」 青森山田高の10番を背負ったMF芝田玲(3年=青森山田中出身)は静かに全国制覇を喜んだ。プレミアリーグに続く優勝。過去を見てもプレミアリーグ、選手権の2冠を成し遂げているのは、青森山田の先輩たちだけだ。その快挙を自分たちも実現したことへの達成感は大きかった。 技術力に自信を持つ芝田は、ドリブル、パス、シュート...
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コロナで全中中止、中学最後の大会は鳥栖に屈辱の大敗…青森山田、それでも信じた高校日本一「努力が報われた試合だった」

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田3-1近江 国立] 雪中サッカーに代表される厳しい環境で鍛え上げてきた6年間は、どこにも負けない努力をしてきたと胸を張れる。青森山田の中高一貫教育で鍛えられたきた選手たちは、口々に「努力が報われた試合だった」と達成感を話した。 今年の3年生の代は、中学生の時からコロナ禍の影響を大きく受けた代だった。中体連の全国大会である全国中学校サッカー大会が中止。大きな目標を失うと...
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「夢の中というか…」準Vにも胸張る近江DF西村想大、超攻撃サッカー支える守備力で優秀選手にも選出

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田 3-1 近江 国立] 近江高(滋賀)の快進撃は決勝でストップした。超攻撃的なサッカーを最終ラインで支え続けたDF西村想大(3年)は「勝ちたかったというのが正直な感想。結果は準優勝だったけど、日本一の仲間、スタッフに囲まれて誇らしい」と胸を張った。 近江らしさは存分に見せた。「(試合前の)ミーティングで後半勝負と言われていて、ハーフタイムに再確認した。後半、一気にたた...
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聖地で高らかに歌い上げた学園歌。陽気と漢気を兼ね備える青森山田DF菅澤凱が「本職のボランチ」で貫いた120パーセントの献身

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田高 3-1 近江高 国立] 3年間の最後の最後で回ってきた“本職”でのプレー。プレミアリーグと二冠の懸かった選手権だ。やり切らない選択肢なんて、あるはずもない。目の前のやるべきことを120パーセントで、全力を尽くして、自分らしく。「悔しい想いをしながら耐えた結果として、最後にこうやってボランチでチャンスが巡ってきたのかなって。サイドバックの時期は苦しかったですけど、そ...
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「もう一度強い山田を取り戻そうと一年間過ごしてきた」有言実行の青森山田キャプテン山本虎、国立競技場で宙に舞う

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田高 3-1 近江高 国立] 青森山田高(青森)に再び“最強”の看板をもたらしたキャプテンは、国立競技場で胴上げをされた。2年ぶりの栄冠を手にした主将・DF山本虎(3年)は「点を決めたかったけど、日本一になれたことが何よりもうれしい」と喜びを語った。 決勝の舞台でも緊張なくプレーをしてみせた。「こんなに最高の舞台でできることは人生であまりない。緊張して何もできなかったら...
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[MOM4617]青森山田FW米谷壮史(3年)_小5で憧れた元青森山田FWに並ぶ日本一&得点王

thumbnail image[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ][1.8 選手権決勝 青森山田-近江 国立] やっぱり強いなーー。決勝を見た多くの人の感想ではないだろうか。後半開始直後に同点とされた青森山田高(青森)だったが、後半15分、GK鈴木将永(3年)のロングキックからMF福島健太(3年)がヘディングでそらしてMF川原良介(3年)が浮き球をDFの背後に出す。そこに走り込んだFW米谷壮史(3年)がGKとの1対1をかわ...
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決勝で2点に絡み、優秀選手にも選ばれた青森山田MF杉本英誉は自身のプレーに満足せず「物足りなかった」

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田 3-1 近江 国立] 先制点をアシストし、ダメ押しの3点目となるオウンゴールも誘発した。それでも青森山田高のMF杉本英誉(3年=FCフェルボール愛知出身)は大会を通じて自身のパフォーマンスには満足できなかった。「プレミアリーグではもっと活躍できていたイメージがあるし、選手権では物足りなかった。優勝できて良かったけど、自分の中ではあまり良くなかった」。2年ぶり4回目の...
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青森山田の2年生MF別府育真は後半ATにピッチへ「自分たちの代でも優勝」来年度は連覇&3冠目指す

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田 3-1 近江 国立] 日本一の瞬間をピッチで迎えた。青森山田高(青森)のMF別府育真(2年=クマガヤサッカースポーツクラブ出身)は後半アディショナルタイムにピッチへ。右サイドハーフの位置に入った2年生にプレータイムはほとんど残っていなかったが、「選手権はあこがれの舞台。短い時間だったけど、ピッチに立たせてもらって、応援してくれた仲間に感謝したい」と感慨深げに語った。...
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高校年代から憧れだった青森山田のユニフォームに身を包んだDF小泉佳絃「やりきった山田の3年間」

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田高 3-1 近江高 国立] 昔から憧れていたチームで、かつては思ってもみなかった選手権制覇ーー。青森山田高(青森)のDF小泉佳絃(3年)は、笑顔を弾けさせた。 地元・青森県出身の小泉は、中学年代は青森山田中ではなくウインズFCに所属し、高校年代から青森山田の門戸を叩いた。「青森県民でもありましたし、青森山田は毎日憧れていた存在」というチームにおいて、「優勝するなんて1...
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「上手いし、強烈」近江の10番金山と対峙した青森山田DF小林拓斗「ひるんだら止められない」

thumbnail image[1.8 選手権決勝 青森山田 3-1 近江 国立] 試合後はピッチに膝をついて感極まった。両手で顔を覆い、そのままうずくまった青森山田高(青森)DF小林拓斗(3年=青森山田中出身)の両眼には光る涙が浮かんでいた。 不動の右サイドバックとして全5試合にフルタイム出場。中学入学と同時に大阪から青森へ渡り、青森山田中からの6年間が日本一という最高の幕切れで終わった瞬間だった。「自分が(青森山田に)入っ...
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